耳なりの研究
2015-06-17
■耳鳴りの研究
耳鳴りと難聴は深い関係があり、補聴器が注目されています。
人口の1割、高齢者の3割の人が感じているという耳鳴り。実は、耳ではなく脳で起こっていると考えられています。何らかの原因で、みみから音の信号が少なくなると、脳が反応して、音の感度を上げようとし、脳が異常信号として耳鳴りの音を作り出してしまうというのが最近の見解のようです。
難聴を伴う耳鳴りの場合、補聴器をつけることで、耳鳴りも緩和するというケースが多くあります。
聞こえがよくなると、脳に正常な音の信号が伝わる為、脳が落ち着きを取り戻し、耳鳴りの元となる異常信号の発生を抑えるためと考えられています。
※聞こえや聴力の低下を感じた場合はまずは、お近くの耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。
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