補聴器を使用すると耳が悪くなりますか?
2013-06-03
補聴器を装用しつづけると耳が悪くなる気がするので、いる時、必要な時だけ補聴器を使用します。
そういう風にときどき、おっしゃるお客様がいますが。。実際の所どうなのでしょうか?
○補聴器を一日中つけていると耳に悪影響があるのでは?
○補聴器をつけつづけると聴力が低下してしまうのでは?
このような質問に対しての答えはNOです。
適切にフィッティング(調整)された補聴器では耳を悪くする事はありません。しかし、必要以上に大きな音量や、大きな出力レベルで補聴器を長時間音を聞き続ければ耳を悪くしてしまいます。又、重度難聴用の補聴器の周波数特性で低周波数を必要以上に抑制して使用すると、補聴器装用者は、音の重量感がないように感じ、音量を上げて使用することがありますので注意が必要です。(音の重量感が低音域にあるため)
補聴器の使い始めは、本当にその音量が自分にあっているかどうかなど、補聴器を何度か調整してもらうようにしましょう。
補聴器を使用していても聴力はよくなりません。しかし、補聴器を使いコミュニケーションを行っていると語音明瞭度の低下を防ぐ効果はあるといわれています。
(聞こえや聴覚管理は耳鼻咽喉科と補聴器店が連携して行うことが推奨されています。)
※聞こえや聴力の低下を感じた場合はまずは、お近くの耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。
←「聞こえる夏へ!補聴器特別試聴会」前の記事へ 次の記事へ「NJH MoxiKiss(モクシーキス)補聴器発売記念特別試聴会開催決定!」→