ベルトーン補聴器の環境認識についての詳細
2017-06-16
ベルトーン補聴器の機能について
補聴器には、様々な金額帯があります。ただ高いから若いときのように全て聴こえるようになるとは限りませんが、もちろん高い補聴器は、それなりの機能や特徴を備えています。その性能についても少し理解してみましょう。
ベルトーン補聴器の機能には、主に、指向性・環境認識・雑音抑制・スマートホン対応機能・周波数変換・ハウリング抑制などがあります。
ここでは、環境認識についての解説をしていきます。
■環境認識・・生活環境に適した音量に自動で調整する機能のことです。
ベルトーンの環境認識には、以下の種類があります。
スマートゲイン
補聴器のマイクから入ってくる音の情報により環境認識を行い、装用者がどのような音声環境にいるのかを7つの環境に区分し、音量をその環境に適した聞こえに自動調整します。さらにスマートゲインプロは、7つの環境ごとに適した雑音抑制を自動選択します。
サウンドシーンバランサー
スマートゲインプロとサウンドクリーナープロを同時に作動させた時に統括制御を行う機能のこと。
雑音と会話をより明瞭にきりわけて補聴器から装用者へ快適な音を届けることができます。
スマートゲインプロとサウンドクリーナープロの動作は以下動画を参考にしてください。
補聴器の環境認識は、スマートゲインやスマートゲインプロが行います。サウンドシーンバランサーで連動するサウンドクリーナーは、雑音抑制機能になります。
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